「だから何?」と返したくなる不器用日本人が国際舞台で上手くいかない遺伝的3つの理由と解決方法を徹底解説

日本人は、英語が苦手だと思い込んでいますが、実際、知識レベルは高いです。文法知識や語彙などは、非常に得意な人が多いです。しかし、実際に口から出てこない=だから、英語が原因でコミュニケーションが取れない=だから英語だ。これは、完全に方向性が間違っているのです。これには、英語能力以上の遺伝的影響が隠されているのです。

日本人は、何故、グローバルな状況で上手くコミュニケーションをとる事ができないのか?といった時に、英語力だと信じている人が90%以上である事がわかります。

まず、これは間違っています。

日本人は、英語が苦手だと思い込んでいますが、実際、知識レベルは高いです。文法知識や語彙などは、非常に得意な人が多いです。しかし、実際に口から出てこない=だから、英語が原因でコミュニケーションが取れない=だから英語だ。これは、完全に方向性が間違っているのです。

これには、英語能力以上の遺伝的影響が隠されているのです。

①日本の歴史上の理由で、全てを言語化する習慣がない

プログラム内では、この話をかなりじっくりしますが、まず、日本の歴史と、大陸の歴史を比べてみると、全ての答えが隠されている事がわかります。

この研究は、もう10年以上前に欧米ではされていますが、日本は、ハイコンテキストカルチャーで、無限語で会話をします。それは何故かという事を解明していくと、意外な事が目につきます。

日本は、1万年前から縄文時代ですが、それよりも前から、農耕民族としての生活様式ができています。人々は、木の実、野菜、魚を摂って、隣人と分け合って暮らしていましたが、当時には、言語と言うものは存在しなかったと言います。人々は、空気感や身体の動きで、相手のメッセージを読み取りました。そんな時代が、10万年も続いたと言います。

大陸では、日本の縄文時代には、メソポタミア文明より、人間社会が確立され、言語を使い、別々の国の人々が互いに、「言葉」と言う道具でコミュニケーションを取っていました。

要するに、この時代からこんな大きな違いがあったのです。

  • 日本:言葉は使わず、空気感や身体の動きでコミュニケーションを取る
  • 大陸:言語を使い、コミュニケーションを取る

②言語が生まれた後も「沈黙美」を大切にする

その後、日本にも、美しい言語が生まれました。日本語の語源は未だに解明されておらず、中国の説は、確かに、漢字は中国とはいえ、文法も音も全く異なり、それが証明されず、アイヌやアルタイとも言われていますが、その歴史はわかっていないのです。言語学では、「独立した言語」とされています。

その、独立した言語、日本語には、様々な、ややこしくまた奥深い意味があります。

例えば、色々な音を聞き分けて、「虫の声」としたり、木から見える光を「木漏れ日」としたり、こういった表現は、日本独自のものです。それに加えて、「沈黙」の意味を状況によって嗅ぎ分ける。これは、日本人にしか出来ない事でもあります。

時には、「空気を読む」という事も求められたり、「察する」という事が義務化されてきている事もあります。

そして、「隣人」=「地域」を大切にする文化で、その外とのコミュニケーションを必要としなかった歴史も、現代に大きく影響しており、日本人の多くは、未だに、「外とのコミュニケーション」が非常に苦手です。

③グローバル社会で損をする 「だから何?」表現

その内、日本人は、「言わなくてもわかるべき」という感覚に甘え、相手がわかってくれる事を前提に話をするようになります。その為、日本語は非常に抽象的で、わかりにくく、英語にすると、「だから何?」というような会話方法をしてしまうのです。

例えば、「私は、ただ海辺に寝そべっている事が好きです」こう言われると、日本人の私達は、その人が海辺に寝そべって、情緒的な事を考えて楽しむ、のんびりした人、という良い印象を持つかもしれませんが、これを英語にすると、実に奇妙です。”I like just lying on the beach.” その後に続きがないので、”and what?”「で、何?」となるわけです。もっとわかりやすい表現だと、「私は食べる事が好きです。」と聞けば、私達は、ああ、この人は、色豊かな方なのだな。と感心するかもしれませんが、英語にすると、”I like to eat.”となります。そうなると、”everybody likes to eat, rather, everybody has to eat to live! ” となるでしょうね。だからと言って、この人は食が豊かな人、とまで、待ってに読んではくれないのです。

これは、相手にとっては、非常に奇妙に映るだけではなく、「この人は、言葉もちゃんと話せないダメな人」というネガティブな印象を与えてしまうのです。

大陸でこの習慣が通じない理由

この癖を、海外で無意識に行って、失敗する日本人は多いです。

全く会話ができないと避けられたり、奇妙に思われたり、時には怒られます。日本人としては、波風立てたくないし、角も立てたくないし、相手に思いっきり気を遣って、言語にしないのに。

そんな悲しい思いをした人も多い事でしょう。

まず、大陸の歴史上、言語を使ってコミュニケーションをとる=当たり前の常識でマナー こう考えています。言わないでわかってくれなど、とんでもなくわがままで、自分勝手で、相手の時間や労力を使う、非常に悪いマナーとされるので、嫌われます。

大陸の言語歴史も、その語源は明確になっていません。けれども、明らかなのは、日本が、言語なしでコミュニケーションを取ってきた頃には、既に、体系的に出来上がった、言語や学問が存在した、という事です。

ですから、大陸の人は、物事を合理的に考えたり、感じる事ができ、それを言語化できる事が、遺伝子レベルで身についているので、言語化できない人=能力のない人 と感じるのです。

日本人としてしなければならない事

  • 知らないという事実を知る事
    大陸と海を挟んで離れている日本の国は、昔から孤立しています。現代でさえ、情報が遅く、不確実で、その割に、人は、全てを知っているように振る舞いますので学びません。グローバルコミュニケーションができないのは、英語にあると信じ、それしか学ばないのですが、それでは、当然ですが、いつまで経っても。国際コミュニケーションを大陸と同じレベルでできません。まずは、自分は知らないという事を素直に認め、学ぶ事です。
  • 歴史を理解し、大陸との違いを明確に言語化する事
  • 思考力を学び見方を変える事
  • 言語を正しく使う事
  • その上で言語を学び、「違い」を誤魔化さずに明確にする事
  • 「人は同じだから感覚でどうにかなる」という考えを捨てる事
  • その時々での振る舞い方法を知っておく事

このクロスカルチャーコミュニケーションの学びこそ、現代の日本のグローバル社会で必要な事なのです。

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