2021年7月25日、真夏の暑い一日。 きらりと輝く紳士がICPAのドアを開けました。
彼の名は杉本崇行様(30歳・医師)。
ICPA第3期の受講生様であり、国際教養紳士学・初級プログラムをこの日に修了されました。
彼は先にこのプログラムを受講していた先輩であり指導者でもある**山下智様(第1号修了生)**の後を追うように参加され、最初はやや不安を感じながらも、すぐにその価値を理解し、学びを吸収されました。
記事末尾にインタビュー映像がございます。
(以下、杉本様による原文をもとに構成)
私は初級コースを修了しました。 2019年、まだコロナ禍以前の時期に、先輩の山下先生のお誘いで5時間のソーシャルマナー講座を受講したことがありました。 その際に村田先生と初めてお会いし、「とても力強く、かつ支えてくれる存在」という印象を受けました。
そのときの内容は、国際的なビジネスや交流にとって非常に重要であることは明白でしたが、当時の私は他にも多くの予定が重なっており、給与面でも受講費の捻出が難しく、受講には至りませんでした。
その後、いくつかのICPAイベントに参加し、実用的であると同時に、学ぶこと自体が楽しいと感じ、「いつか受講したい」という思いが強まりました。
そして2021年2月、ICPA創立3周年の和洋舞踏晩餐会での体験に深く感動し、他の参加者様のお話を伺う中で、「このままではいけない」と強く感じ、その場で受講を決意いたしました。
私がこのような決断をした背景には、しばらくの間、自信を失い、新しいことに挑戦する気力が湧かない状態が続いていたという事情がありました。この講座で「上質で美しい立ち居振る舞い」を学び、自分にもそれができるという自信を得たいと強く思ったのです。
講座が始まると、まずは高校時代から得意だった歴史などの分野でスムーズに入り込むことができ、**「学ぶことの楽しさ」**を改めて実感しました。
また、「姿勢」や「印象づくり」については、これまで意識したことがなかった分野でしたが、丁寧にご指導いただく中で、自然と自ら考え行動するようになっていきました。英語での会話もあまり得意ではありませんでしたが、実際に英文を作成し、添削していただくという形で学ぶことができました。
このように、学んだことをアウトプットしながら互いに学び合うプロセスを通して、初級でありながらも「姿勢」や「立ち居振る舞い」といった基本をしっかりと身につけることができたと感じています。
講座の半ばを過ぎた頃からは、日常生活においても 「今日この色は自分に合っているだろうか?」 「どのように振る舞うべきだろうか?」 と考えるようになりました。
その変化に、自分自身が一番驚いています。 これまで私は、**「どう振る舞うか」「姿勢」「装い」**について、ほとんど意識したことがなかったのです。
この短期間でこれほどの変化があったのは、村田先生の情熱あふれるエネルギーとご指導のおかげだと、心から感じています。
今後は、初級コースで学んだ紳士としての基本的な姿勢をさらに深め、 自分の生活の中に活かし、部下や周囲の方々が心地よく過ごせる環境をつくれるよう努めたいと思っています。
▶ 映像インタビューあり
(※英語字幕は追加予定です)
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