国際プロトコール学習:国際感覚(センス)を磨くとは?国際感覚の磨き方

「国際感覚」とは何かご存知ですか?そして、「感覚」=「センス」という意味であるという事を。 今回は、これからの国際社会に必須中の必須である、「国際感覚」について、その身につけ方についてお話いたします。国際感覚を身につけて、英語でスムーズに国際コミュニケーションを取れるようになりましょう。

国際感覚とは?

Corporate Business In The Middle East
「国際感覚を身につける」といってもそれは何?とまずは、考える事でしょう。英語でスムーズに返が出来る事?それとも、外国人の様に振る舞う事?そう考える人が殆どではないでしょうか? すると、「日本人なのに外国かぶれ」などのネガティブな感情へ繋がってしまいます。 日本人である貴方が、日本人の感覚をなくす事が国際感覚ではなく、勿論、自分を偽る事でもありません。国際感覚とは、国際的に通用する感覚の事です。例えば、国際的に「空気を読む」ということにも繋がり、日本人が一番気にする、世界への「協調生」に直結します。その為にも、とても必要な事です。 また、海外でも、「自分とあなた」のように敵、味方に分けたり、グループに分ける傾向があります。その時に、「気が合う」と思えるのは、正に、「感覚」であり、国際感覚を持つ人は、自然と外国人と気が合うこととなり、国際的に成功します。 国際感覚を身につける事は、国際的な成功に必須なのです。

国際感覚の身につけ方

それでは、どうやって国際感覚を身につけられるのでしょうか?英語を勉強していたら身につきませんか? 身につきません。英語は、「ツール」でしかない、という事を覚えておきましょう。 国際感覚=感覚=感性を意味します。感性を磨くには、肌で感じ、脳で考え、それを言語化する事から始まります。 国際感覚を身につけるには、以下のことが必須となります。
  • 読む・見る・聞く
  • 物事を考える
  • その物事に対しての感情を持つ
  • その感情を言語化する
  • 言語化した感情を理論的に整理する
  • 合理的に発する
良く、「私には意見がありません」という方が多くいらっしゃいます。これは、日本の近代の教育上、「意見を持つ」=「悪い事」「発する事」=「罪」とされてきたからです。 意見を持つ事が悪い事ならば、「感じなければ良い」と自分を感情を殺してしまう習慣から来ています。国際交流の中で、「意見がない」「発する事ができない」 = 「何も考えない人」「責任感のない人」 とされ、信頼されなくなります。 意見を発する事のプロセスを理解し、実践して行く事が必要となります。

何を見て聞いて感じれば良いのか

では、沢山の物事の中で、何に関して発すれば良いのでしょうか? ここも、一つの大きな懸念でしょう。日本人は会話力が乏しい人が多いですが、その理由は、ネタが探せないからです。けれども、そのネタは、普段から物事をしっかり見て、感じて、意見を持っていれば、考えなくても出てくるものです。 先日、動画でもお話しましたが、会話のネタが少ない為に、NGトピックを話してしまう人が多いです。けれども、国際感覚を養っていれば、その後のご動画の様に、なんでもない天気のお話を、沢山のお話に繋げていくことができます。 毎日の中でトレーニングするとすると、以下の事をお勧めいたします。
  • 本の話
  • 食べ物の話
  • アートの話
  • 音楽の話
  • 政治の話
  • ワインの話
どんな意見にも、「間違え」は存在しない。と考えてください。反対意見に対しても、個人的にとらず、自分の意見がどうしてそうなのかを言える様にしましょう。

まずは感じて言葉にする事から

今日から始める簡単なトレーニング法です。国際感覚を身につける為に、まずは、大きく目を見開いて、毎日考えて生活してみましょう。きっと、いつの間にか周りが変わり、これまで勉強してきた英語力も生かせるはずです。

Subscribe