村田　セシリア　真理

「国際プロトコールは人と人、世界を繋ぎ、未来を切り開く」

長年の研究により、国際プロトコールが人と人との間に一種の絆のような働きをすることが明らかになっています。

プロトコールとは、主に国や都市などの大きな組織の間で、物事が円滑に進むように合意された手続きのことを指します。基本的にはルールの集合体で成り立っています。

しかし、その根底にあるのは、単なる手続きやルールではありません。相互に尊重し、相互に受け入れ、多くの人が違和感なく実行できる異文化交流の基礎であり、相互の尊敬と配慮に基づくルールなのです。

プロトコールは、外交上のことだけではなく、知識、センス、振る舞いなど、会社の経営者など、人と人を結びつける立場の人には欠かせないものです。そして、本当に理解すると、私生活のあらゆる場面で応用できることを発見します。

組織にとっても、会社にとっても、個人にとっても、大きな学びとなるのです。

私はもともと、横浜の山手という国際色豊かな街で、世界中から集まった人々に囲まれて育ちました。両親はドイツなどに住んでいたこともあり、山手は明治時代から国際色豊かな地域でしたから、私の家族は主に西洋文化に囲まれていました。大叔母は有名なカトリック系私立幼稚園の園長で、40年以上にわたって人生の大半を捧げており、その厳しい教育方針は私の家族にも受け継がれてきました。

私は幼い頃から「世界がほんとうにひとつになる」という夢を抱いていました。

幼少期から抱いていたある重大な疑問に対する「答え」が世界に隠されていると確信し、私は国内外で自らの人生を変革・発展させてきました。

様々な国を超えた体験や研究を通じて、その「鍵」を見つけることができました。研究の成果とともに、このような世界レベルのプログラムを提供し、資格を持ったトレーナーを育成し、世界中のプロフェッショナルを育成できることを心から誇りに思います。

異文化コミュニケーション能力の習得は、グローバルで重要なスキルであるだけでなく、個人レベルでも自信や夢、希望を抱かせ、人生を真に輝かせるものなのです。