社会人4年目、会社が海外とのビジネスを行う上で、海外の方とどう接したら良いのか、悩んでいたところ、「国際マナー・国際教養」とインターネットで検索し、偶然にもICPAに出会いました。国際エチケット・マナーズの教養を初級から上級まで1年かけて学びました。学んでみて、3つの視点から国際エチケット・マナーズの教養をICPA国際認定国際技能プロトコール専門校で学ぶ意義が大きいと実感しましたので、今回は、受講生として、綴りたいと思います。
グローバル化の推進
社会人である自分の例を挙げたいと思います。
新入社員になって最初にビジネスマナーを研修で受講しました。挨拶の仕方、電話の仕方、メールの送り方、名刺交換の仕方等です。これらは社会人生活をするうえでまず必要な知識です。
しかしある程度仕事に慣れてくると、このようなビジネスマナーだけでは足りないということに気が付きます。
会社や部署にもよりますが、他部署や社外とのやり取りが多くなってくるためです。
自分の所属外とのやり取りが増えると、形式的なやり取りのための知識だけでなく、相手の立場や性格にも考慮した対応が求められると気が付きます。
特にグローバルな事業展開が増えている日本の企業において、海外の方とのコミュニケーションは切っても切り離せない重要な業務となっています。
英語で挨拶をする、英語でメールをするという場面において、適切な文法を理解するだけでなく、相手を不快にさせない内容に気をつける必要があります。
このような環境に対して、会社が社員に提供している学びの場はどのようなものがあるでしょうか。
会社の研修であることは限られる
グローバル化社会で成功するため、会社の研修で最も重要視されているのは英語だと感じます。
英語はまさにコミュニケーションに直結したスキルです。
しかし、実務においては英語をただ使えばよいのではなく、相手を理解し、場に応じた発言が必要となります。
しかし英語の授業で学ぶのは「型」であり、いざコミュニケーションをとるとなると何をどう話せばよいのかわからなくなることが多いです。
そしてコミュニケーションをとることをそもそもやめてしまいがちです。
周りの同僚を見ていても、これまで海外の人に言いたいことをうまく伝えられず、発言を途中でやめてしまうケースを見てきました。これではせっかくのビジネスチャンスを逃していてもったいないと感じます。
チャンスを逃すことに後悔をする人も、グローバル化という言葉を意識しつつも、業務を離れるとグローバル化の意識が希薄になると考えられます。
日々どれだけグローバル化を感じることができている場があるでしょうか。
おそらく観光客や接客業の店員とのやり取り等に限られると思います。これだけではグローバル化に直面している感覚は薄くなります。
そのため、グローバル化の流れに対応しようとせっかく仕事で感じていても、そのモチベーションが続かなくなるのではないかと考えます。
私が見つけたICPAの特徴
以上のような日本における「グローバル化」の問題点に対して、ICPAではどのような解決策を得られるでしょうか。
ICPAでは海外での生活がある日本人の講師、また海外の講師からも学ぶことができ、国際感覚を持つということが常に求められています。
上記のような日本で多く見られる問題を講師自身が実際に感じ、常に国際感覚を意識した授業を提供してくださる、そのような講師に巡り合えるというのは、ほかのスクールでは叶わないと感じています。
学ばなければ身につかない
社会人5年目の立場で感じることを述べてきましたが、同じ立場でなくとも、大学生や社会人のベテランの方でもグローバル化への対応が必要だと感じたことがある方は多いと考えます。
上記のようにグローバル化への対応が英語の勉強だけでは足りないと認識しても、足りないものが何か突き詰めることは難しいです。
運よく「グローバル化」というキーワードでICPAのホームページにたどり着くことができたとします。すると、その足りない要素が国際エチケット・マナーズであるということを初めて知ることができます。
そして国際エチケット・マナーズとは何かを考え始めるのではないでしょうか。
どう学ぶのか
エチケットやマナーズの知識が足りないと理解できたとして、それが何かを考えると、幼少期からなんとなく教えられてきたもの、人間性といった本来備わったものと考える場合が多いのではないでしょうか。
よって、「学ぶ」よりエチケットやマナーズを「意識して」行動することで解決するのではないかと考えるでしょう。
では実際に何を意識すればよいのだろうかと考えると、エチケット・マナーズの意味をきちんと理解しておかなければ何もできず意味がありません。
意識しようとしているエチケット・マナーズがどういったもので、実際に何を気を付ければ良いのかわからないままでは結局、意識だけで何も進まなく行き詰ってしまうと思います。
なんとなくの意識だと、年の功で身につくのだろうとも考えるでしょう。
しかし、大人になっていざエチケット・マナーズの教養が必要となったときに何も知らなくてあたふたすることが多いのではないでしょうか。そしてその場しのぎでうまくやり過ごすことができれば、また意識は薄れてしまいます。
子供にこういったことを伝えられれば良いですが、多くの場合は伝えられず次の世代もまた同じことを繰り返すという流れになっているのではないかと感じます。
このような状況に対して、ICPAでは問題意識を持ち、若年層からの学びの機会の提供にも注力しています。エチケットやマナーズの学びは一朝一夕では叶いません。
このことをしっかりと受講者に伝え、将来的に長く役立つスキルとして早い段階から教示していただける環境は貴重であると感じています。
自分一人では身につかない
なぜエチケットやマナーズは一朝一夕では身につかないのでしょうか。
コミュニケーションで必要なこれらの知識は、型を覚えるだけではなく、歴史的・宗教的背景など、一見関係なさそうなこと等、広く学ぶ必要が本質的な理解には必要なためです。独学で学ぼうとするといくら時間があっても足りません。
まずどこから学べばよいのかもわかりません。その道の専門家からポイントを抑えた教えを受けることが効率良く理解、習得するのに大事だと考えます。
また、エチケット・マナーズの本格的な学びの必要性を感じた場合、多くの人がまず書籍に手を伸ばすのではないでしょうか。
「エチケット」、「マナー」、「教養」とつく書籍は数多く存在します。しかし、エチケット・マナーズというのは人と人のかかわりの中で必要なものです。
文字だけで理解できるものではありません。さらにこの学びには正解も終わりもありません。他者と議論することによって、本質を理解することができると考えます。
そして、学びの過程で必要なのはインプットだけでなくアウトプットすることです。
字面で理解していると思っていることもいざ言葉にしようとするとうまく言葉にできず、実は理解していなかったということが多いです。
最終的に自分が理解したことを発表し、フィードバックを受けることによって、本当の理解につながると考えます。
ICPAでは初級、中級、上級と進んでいくと、インプットの量が増えるだけでなく、アウトプットも求められます。本当に理解できるまで、納得するまで取り組むことができる仕組みになっています。
これも、講師と一対一もしくは少人数で真剣に取り組む時間があるICPAだからこそできることであると感じます。
まとめ
以上から、国際エチケット・マナーズはグローバルな世界で生きる誰しもに必要なことで本格的に学ぶことが大事であり、それを実現させるためにはICPAで学ぶ必要性が高いと考えます。
自分が感じた以上のことを他者に伝え、今回の学びを多くの方々と共有できるように今後も学びを深めていきたいです。
学院長より一言
木下さんにおかれましては、上級までの修了、おめでとうございます!
木下さんは、お申し込み当初、少し人生に迷われていらっしゃった様に思われました。非常に真面目に取り組まれ、1週間ごとに変化していく姿が印象的で、その間、沢山のお話をしてくださいました。
その後、中級・上級と順調に進み、途中、コロナでの影響での環境の変化による大変な時期も乗り越えられ、一際、成長の大きかった1年であったと思います。
彼女の目は、謙虚で控えめな反面、意志が強く、将来が見えている、そして、良い意味での希望と野心に溢れていると思いました。
この様な若者が、これからグローバル化をしていく日本の社会を支えます。これからも、持ち前の真面目さ、几帳面さ、そしていつでも良い意味での野望を抱き、この日本を引っ張るグローバルリーダーとして、また、女性としても、大きな愛情と優しさと丁寧さ、そして美貌で今後のますますの御成長をご期待申し上げております。
これからも、一緒に、社会を世界をよくしていきましょう。そして、輝く人生を送りましょう。
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