国際プロトコール学習:国際舞台に必須の思考力とは?ロジカルシンキングとクリティカルシンキング

Logical Thinking, Critical Thinking どんな状況においても、思考力をフル活用し、良い質の議論を行うことができます。企業の役員や、教える立場の人だけではなく、探偵、警察、弁護士、裁判官など、人を見抜いたり、事実証明をしたり、裁いたりする立場の人にも必要なスキルとなります。

国際社会において、必要なものは何かと考えた時、今だに未だ、「英語である」と言う答えを言う人もいる事でしょう。そんな人は、英語だけできるようになれば全て解決すると考え、TOEICの点数で満足する傾向にありますが、実際には、それでは、英語も使えず、国際力の一つにもなりません。

国際社会で生き抜く為に必要な能力は、英語だけでは足りないと言う事実は、これまでもお話ししてまいりました。

国際ビジネスにおいて必要なスキルは、思考力、言語力、発言力、技能です。

思考力とは

思考力とは、物事に対して、どう考えるか?と言うスキルです。

現代の日本人は、よく、このように言います。「色々な人の考え方がある」「価値観が異なる」などですが、これで片付けてしまう程、可能性にかけるものはありません。

この言葉は、一見、他者を受け入れているように聞こえますが、そうではなく、この言葉で片付けることで、「考える」と言う面倒さ作業を逃げる為に使われます。

要するに、最初から他者の意見を理解しようと思っていない。と言うことです。

理解する必要はなく、大切なのは、その意見交換をする中で、より良い「答え」を見つけることです。

日本人の多くの人は、この大切なプロセスを行わないので、「上部だけ」「本質なし」「薄っぺらい」といった関係性が存在します。

そして、よくありがちなのは、相手の行動を勝手に間違った判断をし、相手の回答を決めつけて、悪く考え、突き詰めない、と言う事です。例えば、「相手が自分に反対するのは、自分のことが嫌いだからだ」と極端に考えてしまう音です。

いざ、国際社会に出てみると、このような思考は、全く相手にされません。そんな風に自分勝手に決め付けられても、話が前に進まないからです。

そして決め付けた本人は、自分自身の意見も言えず、「言いくるめられた」と、自分自身で感じてしまうのです。

そうなってしまうと、可能性は全て押しつぶされ、国際的に対等に討論するなどは到底無理な話になってしまい、自分への自信をなくしてしまいます。その為、海外で「心折れる」と言う人が多いのです。

理論的思考と批判的思考

思考力の中でも代表的なものが、いわゆる、ロジカルシンキングとクリティカルシンキングです。(Logical Thinking, Critical Thinking)

これらを身につけると、どんな状況においても、思考力をフル活用し、良い質の議論を行うことができます。

理論的思考は、至って簡単なもので、理由付けに基づいて結論を出していきます。理論的な結論へと至るので、誰もが納得するような理由付けがあり、平和な結論へと導きます。

他には選択肢はないほど理論づけた、事実証明の結論ですので、人を納得させる事もできます。「事実」だからです。

もしも、A=BとA=Cがあるならば、A=Cと言う結論です。

しかし、理論的思考は、「可能性」を消してしまいます。

明確な理由付けがあっても、「隠された事実」を証明することができません。それは、「何故」という事実です。そうすると実は、影に隠れた力が操作していた事にも辿り着きます。

より深い答えを見出していくのが、批判的思考、いわゆるクリティカルシンキング(Critical Thinking)なのです。

この思考法は、人間の思考力の限界まで思考を巡らせることができるので、より上質な結論を出すことができます。

事実に疑問を持ち、突き詰めて思考を巡らせることで、隠された事実まで到着します。

例えば、課題が、「企業Aは、規模を減少させて、支出を抑えて、利益をあげるべきであるか?」この課題に対して、色々な手段で、議論をしていきます。

その際に、多数の視点から物事を考え、結論を出していきます。

当然ながら、賛成と反対意見が生まれ、より事実に基づいた意見が採用されます。「疑問」を持つことで生まれる回答であるため、探偵の推理などは、この手法を使われます。

企業の役員や、教える立場の人だけではなく、探偵、警察、弁護士、裁判官など、人を見抜いたり、事実証明をしたり、裁いたりする立場の人にも必要なスキルとなります。

思考力を磨くには

この思考技術は、特殊なトレーニングによって身につけることができます。

思考力は、鍛錬により鍛えられます。

単に、何も考えずに、感じた事を行っていては、何の効果も得られません。色々な角度の思考力は、文学的にも数学的にも視点を広げる必要性があります。

論点、仮説、推論、推理、解釈、理論

の技能を使って、あらゆる角度から思考を膨らませます。そして、それを他者と議論をし、課題を解決へ招きます。

あらゆるエクササイズを長い事継続して、身につくスキルです。

思考力を磨くと良い事

視野が広がります:物事を色々な視点から見ることができます

問題解決をできるようになります:解決へ導くための思考であるので、問題が解決されます

洞察力が上がる:人や物事を見抜く力が身に付きます

感情的結論を出さない:感情だけで流される事がなくなり、正しい答えを見つけられる

人間関係が上手くいく:理にかなった思考なので、人との関係性を上手く保つ事ができます

世界的にも社会的に認められる:思考力が上がれば、必ず国際力が上がります

国際思考力を身につけ、国際社会で成功を

ICPA

ICPAでは、国際マナーを教えているのではなく、国際的に必須のスキルである、これらの技能を総合的に教えています。国際マナーは、単に、その一環であり、リベラルアーツを元としたあらゆる学問と、国際ビジネスに必要な、思考力や、コミュニケーション力、論力 などを指導しています。

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