「正しい握手」のやり方をご存知ですか?日本は、握手の文化ではない為、見様見真似で、間違った握手をしているかもしれません。
今回は、世界共通の正しい握手の仕方についてご紹介していきます。
日本人によくある間違った握手
- お辞儀しながらの握手
日本文化と西洋文化が混っていてとてもおかしいお辞儀です。
日本人は急所の頭を授け、胸を隠し、目を合わせず、西洋では、胸を張って手を差し、目を合わせることで、相手へ敵意がなく、尊敬を示します。
真逆の動きを同時に行うとはあまりにも滑稽ですし、正しい握手ではありません。 - 両手握手
束縛や、支配を意味します。くれぐれも気をつけましょう。 - 目を見ない握手
隠し事があると思われます。 - やたら弱い握手
握手をしたくない=友好関係をとりたくないと判断されます。 - やたらに強い握手=特に女性へたいしてはNGです。強すぎる握手は乱暴です。
- 場違いの握手=目上の人に握手を求めたり、初対面で女性へ握手を求めることは失礼とされます。また、明らかに手に怪我をしていたり不自由な場合には、握手を控えます。自分の手が汚れていたり、濡れているときもしません。握手が宗教上できない国もあります
握手ができない、したくない時

西洋人の感覚で、握手を断られることは、本当にショックな事です。何故ならば、それは友好の証であり、自分が友好を望んでいるのに断られた、と異様な雰囲気となります。
だからといって怒られることはありません、しかし、信頼は失います。ここで大切なことは、相手の気持への配慮です。
「私の手は今濡れているから、でもあえて嬉しいです。」
「私の国では握手をしないので、控えさせて頂きますが、ありがとう。私の国ではこうします。」
このように言うことが望ましいです。
間違っても、「嫌だ!握手はしたくない。」は控えましょう。相手がショックを受けてしまいます。
握手の4ステップ

- 立ち上がる。立ち上げれない場合には、「Please excuse me for not standing, but nice to meet you.」と言います。右手を出します。
- 目をしっかりと友好的にみることで、歓迎を示します。
- 挨拶します。名前をつけるとより丁寧です。
- 丁度よい強さで握り、2,3回振ります。終わったら一歩下がります。
強く握る時
多少、強く握るケースもあります。契約締結や、強い気持ちのこもった場合です。その他の場合には、力は入れすぎずかるすぎず、が正解です。
挨拶は重要
どの国でも、最初の挨拶がその後のすべてを決めます。第一印象は出会って3秒の挨拶で決まります。
握手の主要国は、企業→個人ではなく、個人→企業 なので、個人として認められなければ、仕事の可能性も減ります。
挨拶にはくれぐれも気をつけましょう。
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